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仏壇には仏具が必要です。
仏壇中央に位置する須弥壇の上に「ご本尊」を、その両脇に「脇仏」をお祀りします。その前に「仏飯器」「茶湯器」をお供えし、五具足(三具足)とよばれる花立、香炉、燭台をならべます。その他、果物やお菓子を供える「高杯(供華)」やお食事を差し上げる「お膳」も用意し、天井からは「灯籠」「輪灯」を下げます。
また、宗派によっては「お鈴」「杢魚」といった鳴物も用意しましょう。
位牌
位牌とは、仏壇やお寺に安置しお祀りするために、亡くなった方の戒名、俗名、年齢などを記した木製の牌のことです(原則として浄土真宗では用いません)。
漆を塗り金箔や金粉で美しく装飾された塗り位牌や、黒檀、紫檀などの木目を活かした落ちついた風合いの唐木位牌など、様々な形があります。
複数ある場合は、繰出位牌や幅広位牌といった位牌にまとめることもできます。
数珠
数珠は、お葬式の他、法事、お寺参りの時に手にするとても身近な仏具のひとつです。
水晶や瑪瑙などの貴石や黒檀・紫檀などの銘木を珠(たま)にし、紐で通したもので、元々はお経を唱える際に回数を数えるための道具でした。一人ひとりの身代り(お守り)にもなり、これを持った手を合わせることで功徳が得られるといわれています。
正式な珠数は108珠を基本としていますが、宗派や形式、大きさにより、54珠、36珠、18珠などの種類があります。
獅子頭

岡田やでは、古くから祭礼用獅子頭の製作・販売も手掛けています。
当店の獅子頭の木地は「日展作家」「日展評議員」の早川高師氏による大変貴重なもので、年間に作られる数は僅か100個余り。早川氏は「寄木造り」といわれる特殊な技法を用い、軽くて丈夫な獅子頭を作ることができる、現在日本で唯一の職人です。
鼻孔を開き、ピンと耳を立て、鋭い目で邪気を睨みつける表情は見る者を圧倒します。
出来上がった木地に本漆と金箔を施すことで、岡田やの獅子頭が完成します。
※別型、総宇津、総金仕上げ等お見積りいたします。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
早川高師氏の動画はこちら
修復も承っております。

古くなり色あせた獅子頭の修復(塗り直し)も承っております。木地が割れたり欠けたりしたものでも、責任をもって新品同様に仕上げます。
40年程前に当店で製作した獅子頭のアゴの裏には、写真のようなプレートが張ってあります。そんな獅子頭をお使いの方もそろそろご修復(塗り直し)をご検討されてはいかがでしょうか?
獅子頭(国産) 価格
寸法 | 宇津(男) | 権九郎(女) |
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8寸 | 186,000円 | 205,000円 |
9寸 | 206,000円 | 226,000円 |
1尺 | 228,000円 | 262,000円 |
1尺1寸 | 267,000円 | 310,000円 |
1尺2寸 | 313,000円 | 365,000円 |
1尺3寸 | 369,000円 | 426,000円 |
(税別価格表示です)
仕様 | 木曽さわら材 手彫り寄木造り 本漆手塗り 本金箔仕上げ |
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